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COUNTRY DETAILS & INFORMATION : ISRAEL

PCL MAP COLLECTION より引用

国名 イスラエル国 STATE OF ISRAEL
面積 2.2万Ku  四国より少し大きいくらい
人口 672.5万人
首都 エルサレム JERUSALEM (国際的には認められてない)
主な都市 テルアビブ、ハイファ、エイラート、ベールシェバ、リションレツィオン、ネタニヤ
言語 ヘブライ語、アラビア語
通貨 シュケル NIS
国交 テルアビブに日本大使館あり
地勢 南部にネゲブ砂漠、死海附近は海抜−300M以上になり、地球上で最も低地になる。
気候 全体的に乾燥地帯。北部テルアビブあたりから北部にかけては地中海性気候、
南部は砂漠気候。
歴史 ユダヤ民族の歴史はB.C2000年以上前から始まる。パレスチナに定住していた。
B.C1000年頃にダビデ王の子ソロモンがエルサレムに神殿建設。
同じ頃、イスラエル王国とユダ王国に分裂、B.C586年にバビロニア王国に滅ぼされる。
135年にユダヤ人追放、19世紀にシオンの丘に帰る、郷土復帰運動(シオニズム)が盛んに。

イギリスの指揮下でパレスチナにユダヤ人の祖国建設。

第2次世界大戦中、ドイツのナチスによるユダヤ人虐殺は有名。

主な戦争
第1次中東戦争、スエズ戦争、第3次中東戦争、第4次中東戦争、

祖国を巡り、戦火の耐えないお国柄、簡単に複雑な歴史を知ることはできない。
経済 03年にGDP1.0プラス成長、不景気に終止符の予感。
インフレ経験あり、物価高はツーリストには辛い。
国防費の膨張と貿易赤字で国の経済は困窮気味か。
治安 06年9月訪問時、レバノンとの戦闘は停戦状況、
イスラエル軍のパレスチナ侵攻など、緊張状態も緩和していた。
しかし、いつ過激派によるテロが起こるかわからない。
特産品 死海の泥、ダイヤモンド、ワイン、精密機械
両替 街中に両替屋多数、米ドルも普通に使える。
物価 高い。日本並かそれ以上に高い。
公共交通機関については低価格に設定されている。
宿泊 各地にホテルあり。
テルアビブ・エルサレムあたりではクラスも数も多く、選択幅は広い。
南部エイラートは国内屈指のリゾート地、
高級ホテルが軒を連ねる。
地図 普通に売ってる。
入国 日本人は観光目的・3ヶ月以内なら査証不要
パスポートにイスラエル入国記録があると、エジプト・ヨルダン以外のアラブ諸国へは入国できない。
続けてアラブ諸国へ行く場合は注意。
入国・出国審査時に、パスポートにスタンプを押さないよう頼む(要交渉)必要あり。
但し、ステッカーをパスポートに貼られるので、隠匿は困難か。
アクセス アラブ諸国からの空路アクセスは不可能。
エジプト・ヨルダンは国交があるため、フライトあり。日本からの直行便はない。
テルアビブ・ベングリオン空港が玄関口。
ヨーロッパやアジアからはフライト多い。日本からだとアジア経由がラク。
エミレーツやカタール航空でヨルダンのアンマンに入り、
陸路で入国すると、ヨルダン観光とセットできて便利。
電化製品 220Vが一般的、高級ホテルなどでは日本製品もつかえる模様。
国内の移動・
その他
鉄道あり。
テルアビブからハイファやベールシェバにむけて、都市近郊路線として、
ダブルデッカーのディーゼルカーが走っていた。

航空機に関しては、狭い国土であるため、あまり使う機会はないか?
国際線はエルアル・イスラエル航空が、国内線はアルキア航空あたりがメジャー。

国内移動で最も便利なのはバス。
乗合スタイルのセルビスや、大型の長距離バスなど、運賃も手ごろで利用しやすい。

長距離バスは「エゲットバス」が全国に路線をめぐらせている。
テルアビブやエルサレムなど、大都市だけでなくとも、街にバスターミナルがあり、
多くの路線が集結する。

南部リゾート地、エイラート行はいつも混雑。ここだけは長距離路線で座席指定のため、
事前にチケット入手を。ターミナルで買うか、ホームページからも予約できるようだ。
(オンライン予約の人間は、乗車時にドライバーからチケットを受け取ってるように見えた)

シャバット(安息日)については注意が必要。
冗談抜きでバスも止まるし、街中が静まり返る。
予定を立てる際には、必ず前提にしておく必要あり。

南部は大きな街もなく、砂漠が広がる。
死海をはじめとした、地球の裂け目は、スケールも大きく、月面のような印象。

テルアビブは新しく綺麗な街。地中海を眺めてブラブラするのも良し。
隣国ヨルダンと違って、アメリカのような街並。

エルサレムは人口70万人の大都市で、3大宗教の聖地であるとともに、世界的な
観光地。旧市街にはキリスト教地区・アラブ人地区・ユダヤ人地区・アルメニア人地区があり、
小さなエリアでまったく違った雰囲気を楽しめる。

隣国エジプトとヨルダンとの国境は開放されており、ツーリストでも通過可能。
ヨルダンとの間にはエイラートのアラバボーダー、エリコのアレンビーボーダー、
北部ベトシェアンのヨルダンリバーボーダーの3箇所があり、ここをうまく使えば
ヨルダンと絡めた行程も組みやすい。

ただしアレンビーボーダーについては、パレスチナ人のための非公式な国境であり、
ヨルダン側で外国人はビザは取れない。事前に大使館とかでゲットしておけば問題なし。
あとの二つは国境でビザ取得可能。
イスラエルのスタンプがあると他のアラブ諸国に入国できなくなる(ヨルダン・エジプトはOK)。

各国境とも通行量は少なく、バスなどのアクセスが不便。
エルサレム市内からアレンビーボーダーまでは小一時間、ヨルダンリバーボーダーまでは
2時間くらい。

治安については、06年9月現在、エイラート・テルアビブ・エルサレムとも
落ち着いて見えた。とてもついこないだまで戦争をしていたとは思えなかった。

街のスーパーに入るだけでも手荷物検査・金属探知機を通らねばなりません。

しかし、この国は歴史の中で翻弄してきただけあり、見所は多く、
機会があればもう一度ゆっくりと廻ってみたいものです。

R E T U R N I N D E X