POOHNEAN's WEB
GALLERY:YEMEN

イエメンをこよなく愛し、05年には2回目の訪問。
首都サナア旧市街は、現在も機能する都市では最古のものと言われ、太古の面影を肌で感じ取れる。
敬虔なイスラム教徒であるイエメンの人々は、その教えを忠実に守る。
首都サナア以外にも、魅力的な街は沢山あり、1度や2度の訪問で全てを知るのは不可能。
そんなイエメンの魅力を少しでも伝えたい一心で、ここにギャラリーを開設します。


PCL MAP COLLECTION より引用

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撮影地 サナア 撮影地 サナア
時期 05年9月 時期 05年9月
イエメンの首都、サナア旧市街の風景。
中世の面影を色濃く残している。
街の中心部は、1日中絶え間なく人が訪れ、活況を呈す。
旧市街入り口のバーバルヤマン(イエメン門)の上から
街を見下ろす。
お菓子の家にも見える、イエメン建築。
日干し煉瓦に漆喰を施し、芸術的な外観を形成。
見た目だけでなく、防衛機能など充実し、
実務的な構造となっている。
安定陸塊のアラビア半島に、地震の心配は必要ない。

撮影地 サナア 撮影地 サナア
時期 05年9月 時期 05年9月
タージ・タルハホテルの屋上で出会った爺ちゃんと孫。
私を見るや否や、ポーズを構えてくれた。
偶像崇拝を禁じるイスラム教国家では、カメラ・人物写真は
決して馴染み深いものではない。
サナア旧市街には、イエメン建築の高層建造物も多い。
この国には、相当昔から、高い建築技術があった。

撮影地 サナア 撮影地 サナア
時期 05年9月 時期 05年9月
イエメン人男性なら必ず身に着ける装飾品「ジャンビーア」。
そもそもは護身用の刀である。
街には専門店も多く、店先はさながら展示会場。
旧市街の朝。
早朝4時以降、街にはアザーンの音が響き渡る。

撮影地 ワディ・ダハール 撮影地 シバーム
時期 05年9月 時期 05年9月
サナア郊外にある、岩の上のイエメン建築「ロックパレス」。
イエメンの観光案内には必ず登場する。
元は王様の別荘。今では誰でも見学できる。
イエメン観光のハイライト、「城塞都市シバーム」。

砂漠に突如として現れるこの街の別名は「砂漠のマンハッタン」。
ユネスコ世界遺産にも指定され、世界的に有名。
中世の高層建築にはさまざまな工夫が施され、
今でも現役の都市である。

中央にはワジ(涸れ川)が通る。
首都サナアから陸路7時間掛けての移動は、
多くのツーリストを拒むかのよう。

撮影地 マーリブ郊外 撮影地 砂漠
時期 05年9月 時期 05年9月
砂漠で出会ったゲリラたち。

ここマーリブは国内屈指の治安悪化地域であり、
単独での行動は危険。
ツアーに参加すると、兵士の護衛がつく。
ここでは、むしろ我々が部外者。
彼らのペースで時が流れる。

撮影地 セイユーン 撮影地 マーリブ
時期 05年9月 時期 05年9月
水をもとめて。
オアシスには街が成立する。
昼メシを頂く。
イエメンで良く食べられるのは、チキン、米、ナンみたいなパン。
ケバブなんかも良く食べられる。
お箸、フォーク文化は無く、手で頂く。

撮影地 サナア郊外 撮影地 シバーム(サナア郊外)
時期 05年9月 時期 05年9月
ちょっとした移動は、ヒッチハイクで! サナア近郊の都市、シバーム(摩天楼都市シバームと同名別都市)。
岩山の上にあるコーカバンの街と、双子都市を形成。
外敵が襲ってきた際の相互防衛に対する
備えであると言われる。

撮影地 スーラ 撮影地 コーカバン
時期 05年9月 時期 05年9月
日干し煉瓦の建物と岩山が一体感を成し、
さながら要塞の雰囲気。
コーカバンで出会った少女。
私を見るなり、写真を撮ってとせがんできた。
彼女も決して裕福な出で立ちではなく、
この国の経済的な貧しさを再認識する。

撮影地 コーカバン 撮影地 タリム
時期 05年9月 時期 05年9月
岩山の上の街、コーカバン。
双子都市の一方、シバームとの標高差は500m以上。
断崖絶壁には柵ひとつない。
広い国土の中にはいろんな街があり、
首都サナアと違った、イエメン建築様式が見られる。
東部ハドラマウト州タリムにあるこのモスクは
白の漆喰が施され、
高いミナレットが街のシンボル。

撮影地 セイユーン 撮影地 セイユーン
時期 05年9月 時期 05年9月
世界遺産「シバーム」への玄関、セイユーンにある
スルタン宮殿。
この国の紙幣にもデザインされているシンボル。
こんな最果ての地にも、日本からの贈り物が。

撮影地 ハドラマウト 撮影地 マーリブ
時期 05年9月 時期 05年9月
マーリブからセイユーンまでは、砂漠をひた走る。
サユーンに近づくにつれ、砂砂漠から岩砂漠に。
壮大な景観にただ魅了されるのみ。
マーリブ郊外にある、シバ王国新田の遺跡。
古代は「乳香」と呼ばれる香料の貿易で栄え、
世界の中心であった面影を感じられる。

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